写真を拡大 INAC神戸に新加入した徳島市出身の吉田凪沙選手=神戸市の神戸レディースフットボールセンター

 サッカー女子のプレナスなでしこリーグ1部・INAC神戸に今季、徳島市出身のMF吉田凪沙(なぎさ)選手(22)が加入した。166センチ、52キロという恵まれた体格、豊富な運動量と球際の強さで、吉備国際大では1年生から主力として活躍し、U-20(20歳以下)日本代表も経験した逸材だ。リーグ屈指のタレント軍団でさらなるレベルアップを目指し、レギュラー獲得やなでしこジャパン入りを見据える吉田選手が、チームの印象や目標を語ってくれた。

 -念願だったプロ入りを果たした。
 これまでサッカーと学業を両立してきましたが、チームに合流して約2カ月、サッカー漬けの生活ができているのがすごくうれしいです。それに伴って、今後は結果も求められますし、プロとしての自覚や責任も必要になると思っています。

 -INACを選んだ理由は。
 大学の先生の紹介でチームの練習に参加させていただいて、サッカーに打ち込める充実した環境に魅力を感じましたた。リーグトップのハイレベルなところで自分がどれだけできるのか、チャレンジしてみたいという気持ちで希望しました。

 -大学と比べて環境はどう変わったか。
 人工芝のグラウンドで練習できるのもそうですし、栄養面のケアなどいろんな部分でスポンサーさんにサポートしていただいていたり、フィジカル面ではトレーナーさんが付いていてくれたりと、全ての面において大学とは全然違いますね。

 -チームはどんな雰囲気か。
 練習の時は集中していて、もちろん厳しさもあるんですけど、一人一人の選手がサッカーを心から楽しんでいるなというのを感じます。ふざけている楽しさではなく、真剣にやる楽しさですね。チームメートにも徐々になじめてきました。

 -日本代表経験のあるトップ選手が多い。
 テクニックだったり、スピード感だったり、全てにおいてレベルが高いので、ついて行くのは大変です。でも、その中で自分が一緒にプレーできているというのがすごくプラスになるので、少しでも早く慣れていけたらいいなと思います。

 -その中でレギュラーポジションを獲得するには何が必要か。
 全てにおいてレベルアップが必要だと思っています。特に私は判断が遅いので、スピードを上げていきたいです。ボールを受ける前に周りを見る、相手にプレッシャーを受けないポジショニングをする、といった部分を磨いていきたいです。

 -本職のMFでレギュラーを狙うのか。
 はい。守備の面で球際に強く行けるところが私のストロングポイントだと思っているので、相手の攻撃の芽をつぶすようなプレーでアピールしていきたいです。同じポジションの先輩のプレーを見てプラスになるところは取り入れたいです。

 -個人として、チームとしての目標は。
 個人としては、まずは試合に出場することが一番の目標ですね。チームとしては、去年のリーグ戦とリーグカップ、皇后杯で全て2位だったという悔しさがあるので、今年は3冠全部取ることを目標掲げていて、私も貢献していきたいです。

 -なでしこジャパン入りへの意欲は。
 まだまだレベルアップしていかなければいけない部分が多いんですけど、そこにしっかり向き合って目指していきたいと思います。チーム内に何人も代表選手がいて、レベルの高いプレーを間近で見られるので、とても刺激になっています。