4月1日から、伊集院静・作、遠藤拓人・画による歴史小説「いとまの雪-新説忠臣蔵」が地域総合面で始まります。おなじみの「忠臣蔵」に新解釈を加えた群像劇で、吉良邸への討ち入りに加わった四十七士と、彼らを経済面から支えた多くの人々や元藩士たちの姿を描きます。徳島も舞台となる予定です。小説は「逃亡者」と合わせて2本になります。ご期待ください。

伊集院静氏

 <作家・伊集院静氏の言葉> 元禄赤穂事件を書きます。史実と戯作での物語が交錯して出来上がった忠臣蔵に、私の歴史観と死生観で挑みます。“生きるはつかの間、死ぬはしばしのいとま”がテーマです。

 伊集院静(いじゅういん・しずか)1950年、山口県生まれ。立教大学文学部卒。92年「受け月」で直木賞、94年「機関車先生」で柴田錬三郎賞、2002年「ごろごろ」で吉川英治文学賞、14年「ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石」で司馬遼太郎賞を受賞。エッセー集「大人の流儀」は累計185万部を突破。16年に紫綬褒章受章。

遠藤拓人氏

 <画家・遠藤拓人氏の言葉> 時代小説に関わる者として、忠臣蔵を描けることがとてもうれしいです。真摯(しんし)に、そして面白く描いていけたらと思っております。

 遠藤拓人(えんどう・たくと)1979年、東京生まれ。セツ・モードセミナ修了、東京工芸大学大学院修了後、フリーランスに。第4回ギャラリーハウスMAYA「装画コンペ」MAYA賞ほか、受賞多数。文芸誌や新聞連載小説の挿絵、書籍の装画、装丁、カバーフォトなどを中心に活躍している。東京工芸大学芸術学部准教授。