阿波踊りの名手四宮生重郎(しのみや・せいじゅうろう)さんが12日、毎年恒例の徳島城博物館での阿波踊りステージに登場し、熟練の技を披露しました。有名連娯座留(ござる)メンバーによる踊り方のレクチャーもあり、観客は今夜開幕する徳島市の阿波踊りへの期待を高めていました。

「東京音頭」などに合わせて軽妙に踊る四宮生重郎さん=徳島城博物館

89歳の生重郎さんは、ぞめき囃子(ばやし)だけでなく、さまざまなジャンルの音楽に合わせて阿波踊りを踊ることでも知られています。今回のステージでは、「東京音頭」や洋楽に合わせ、軽妙に手足を運んで表情豊かに踊る姿に、観客からは拍手や歓声が上がっていました。

娯座留は、鳴り物の迫力のある音色とともにフォーメーションを変えながらの洗練された踊りで観客を魅了。メンバーによる踊り方のレクチャーもありました。

洗練された娯座留の踊り

二拍子に合わせて足でリズムを刻むこと、足のリズムに合わせて右足と右手、左足と左手を同時に前に出すことが阿波踊りの基本。踊り子は、ヤットサーの掛け声に続いてヤットヤットと声を出します。観客は、覚えたばかりの阿波踊りを踊って「踊る阿呆」を満喫していました。

※動画では音源を変更してあります