ゴールを目指すランナーたち=徳島市の吉野川大橋

 とくしまマラソン2019(徳島陸協、徳島県、徳島市、徳島新聞社など主催)は17日、徳島市のかちどき橋南詰めを出発し、同市陸上競技場にフィニッシュする42・195キロの日本陸連公認コースで行われた。12回目の今回は46都道府県と海外16カ国からエントリーがあり、1万2795人(男子1万8人、女子2787人)が出場。時折冷たい風雨が吹き付ける中、ランナーは懸命にゴールを目指し、阿波路を駆け抜けた。

 男子総合は、和田壮平(徳島市陸協)が2時間20分20秒で、15年大会以来4年ぶり2度目の栄冠を手にした。女子総合は招待選手でつるぎ町出身の岡田唯(大塚製薬)が2時間47分14秒で初優勝を飾った。

 気温7度、湿度77%のコンディションの中、午前9時に第1グループ、10分後に第2グループがスタート。沿道では大勢の県民やボランティアが声援を送り、ランナーを後押しした。

 7時間の競技時間内の完走者は1万1016人(男子8787人、女子2229人)。悪天候の影響もあり、完走率は12年大会(84・3%)に次いで過去2番目に低い86・1%だった。低体温症などで7人が病院に搬送されたが、同日中に全員が帰宅した。

 東京六大学(明治、早稲田、法政、東京、立教、慶応)と龍谷大の選手がペースランナーとしてレースをけん引。04年アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさん、箱根駅伝で活躍し「3代目山の神」と称された神野大地さん(セルソース)、12年ロンドン五輪銅メダリストのウイルソン・キプサング・キプロティチさん(ケニア)、NPO法人ニッポンランナーズ理事長の金哲彦さんのゲスト4人が大会を盛り上げた。