最大6台のピアノを使う「ピアノアンサンブルフェスティバル」が9月3日、高松市のサンポートホール高松で開かれる。来春開催される「第4回高松国際ピアノコンクール」のプレイベント。徳島からは、西野晴香さん(徳島市)ら5人が5台を使って演奏する。ピアノアンサンブルの演奏会は少なく、複数のピアノでつくる豊かな音色が楽しめそうだ。

会場練習の様子=高松市のサンポートホール高松

西野さんのグループは、佐藤由美子さん、八木佳代さん(以上徳島市)、石原チエさん(藍住町)、平賀理絵さん(鳴門市)の5人で、バラキレフ作曲「イスラメイ」の5台ピアノ版を抜粋で演奏する。

「イスラメイ」5台ピアノ版を演奏する5人のピアニスト

ピアノソロの難曲として知られる「イスラメイ」は、独特のリズムと速いテンポ、曲想の変化と壮大さが魅力。5人は「互いの音を聴き過ぎると間に合わないので、仲間を信頼することが重要。神経を研ぎ澄ませて息を合わせたい」と口をそろえる。22日の会場練習では、舞台上での互いの音の聞こえ方や客席への音の響きなどを確認した。

毎週末、西野さんの自宅に集まって練習
豊かな音色が会場に広がる

1台のピアノを2人で弾く連弾や、2台のピアノによるアンサンブル経験はあっても、5台を5人で弾く機会は初めて。西野さんは「5人で演奏する必然性を感じてもらえるように、互いに引き立て合うアンサンブルにしたい」と話した。

演奏会は3日午後1時半から。チケットは一般2000円、高校生以下1000円。問い合わせは、コンクール事務局〈電087(812)5583〉。