前部が大破した軽トラック=19日正午前、徳島県警高速隊

 19日午前7時半ごろ、徳島県阿波市土成町秋月の徳島自動車道で、下り車線を走行していた海陽町大里、徳島県警巡査長山内新さん(35)の軽トラックと、上り車線を走ってきた4トントラック=松山市の男性運転手(59)運転=が正面衝突した。山内さんは首の骨を折るなどし、約2時間後に美馬市内の病院で死亡が確認された。トラック運転手にけがはなかった。

 県警によると、現場は片側1車線の直線道路で、中央分離帯のない対面通行の区間。山内さんの軽トラックが対向車線にはみ出して、衝突したとみられる。

 事故直後の現場では対向車線に入り込んだ軽トラックが、トラックの左前に衝突した状態で止まっていた。県警が事故原因を調べている。

 現場は土成インターチェンジ(IC)から西に約4キロの地点で、水田第一トンネルと水田第二トンネルの中間付近。事故の影響で、土成IC-脇町IC間が同日午前7時47分から正午まで全面通行止めになった。

 山内さんは牟岐署大里駐在所(海陽町)に勤務。署によると、18日から2日間の年休を取得し「母の実家がある阿波市に行く」と申告していた。トラックは徳島市の取引先まで段ボールを運ぶ途中だった。

 牟岐署の宮崎哲史副署長は「署員が亡くなり非常に残念だ。署として今後さらに交通事故防止に努めたい」とコメントした。