徳島県出身の俳優・犬飼貴丈(あつひろ)さん(23)が、3日からテレビ放映される仮面ライダーシリーズの新作「仮面ライダービルド」で主演を務める。巨大な壁によって分断された日本を舞台に、主人公が敵と戦いながら、さまざまな謎の解明を目指すストーリー。「視聴者に愛されるライダーを演じたい」と意気込んでいる。

演じるのは、記憶を失った天才物理学者・桐生戦兎(せんと)役。火星から持ち帰った「パンドラボックス」により三つに分断された日本のうち、東の首都で未確認生命体「スマッシュ」と戦う。さまざまな成分が入った2本のボトルをベルトに差し込んで「ビルド」に変身。戦いながら敵の攻略法を見つけ、最適なボトルの組み合わせで倒していく。「勝利の法則は決まった」が決めぜりふだ。


ライダーキックの軌道を計算するなど、物理学の知識に基づいた戦い方も見どころ。パンドラボックスの解明や、戦兎の失われた記憶の謎に迫っていくミステリー仕立てで大人も楽しめるという。

犬飼さんは、物理学者の主人公のイメージを「クールかと思っていたが、喜んだり怒ったり悲しんだり人間くさい部分がたくさんある役」と解釈。「先輩たちが築いてきたシリーズの歴史をしっかりつないでいかなければ」と気を引き締める。

「ビルド」にはつくるという意味があり、「仮面ライダーの新たな歴史を”ビルド“します」とアピールする。出身地・徳島の人たちには「まさか自分が歴史ある仮面ライダーの主演になれるなんて思いもしませんでした。徳島県出身として恥をかくことがないよう精いっぱい演じさせていただきます」とメッセージを寄せた。

放送は、テレビ朝日系で毎週日曜午前8時から。10月からは午前9時スタートになる。