自動飛行で水圧計や温度計の数値を撮影するドローン(中央)=那賀町坂州の坂州発電所

 県企業局は19日、那賀町坂州の坂州発電所で小型無人機ドローンを使った施設点検の実証実験を行った。インフラの点検や機器管理にロボット技術を活用する徳島大との共同研究の一環。

 徳島市新蔵町1の県企業局総合管理事務所から、徳島大大学院の三輪昌史准教授(機械工学)が遠隔でドローンを操作。坂州発電所の発電機室内にある水圧計や温度計の数値を確認した。

 遠隔操作のほか、自動飛行による施設点検も実施。ドローンは壁に張られた「ARマーカー」をカメラで読み取って移動し、遠隔操作で10分かかった機器6カ所の撮影を5分で終えた。

 県企業局総合管理事務所で異常を検知した際、これまでは那賀町吉野の川口ダム管理事務所から職員が向かっていた。ドローンによる点検が実用化されれば事前に原因を調査でき、迅速な復旧に役立つという。