大歩危駅に設置されたエンコ(手前)と一つ目入道の木彫り像‖三好市の同駅

 大勢の外国人観光客が訪れる大歩危駅(三好市西祖谷山村)に19日、地元に残る伝説を基にした妖怪の木彫り像2体が設置された。駅の妖怪モニュメントは、こなきじじい像と合わせて3体になった。

 新たな木彫り像は、人間を川に引きずり込む「エンコ」(全長約1・2メートル)と、豪雨時に建物を川の中に落とす「一つ目入道」(約1・6メートル)。住民グループ「JR大歩危駅活性化協議会」が山城町の妖怪伝説をPRしようと企画し、上名地区の住民が手作りした。

 協議会の会員ら10人が、駅改札口北側の花壇に2体を置き、土讃線の枕木を敷いて固定した。山口頼明会長(78)は「木彫り像が3体に増えてにぎやかになった。世界中の人が訪れてほしい」と呼び掛けている。