成田空港に帰国し、長女を抱く西山尚典隊員と家族=21日午後

 南極・昭和基地などでの活動を終えた第59次観測隊の越冬隊と第60次夏隊の計約70人が21日午後、観測船しらせの寄港地、オーストラリア・シドニーから空路で成田空港に帰国した。

 到着ロビーでは家族や同僚らが「おかえり」と書かれた手作りのうちわなどを持って出迎え、握手するなどして再会を喜んだ。隊員同士も互いに「また会おう」と労をねぎらった。

 基地上空の大気を観測し、約1年4カ月ぶりに帰国した西山尚典隊員(34)は、昨年8月に生まれたばかりという長女を抱きながら、「自分がいない間に産んで育ててくれた分、これからは家族のために頑張らないといけない」と話した。