琉球戦で、ドリブルで相手陣内へ切り込む藤原=16日、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアム

 開幕から1勝3敗と振るわない徳島ヴォルティス。24日は午後2時から、鳴門ポカリスエットスタジアムで東京Vを迎え撃つ。昨季は2連敗し、通算でも7勝6分け14敗と負け越している苦手な相手だが、ホームで敗戦を重ねるわけにはいかない。鍵は少ないチャンスを決め切る決定力の向上だ。

 不振の理由の一つは先制点が奪えず、追い掛ける展開が多いこと。特に試合前半での得点が、開幕以来の4試合でまだない。前節の琉球戦も前半に押し込んだにもかかわらず、岩尾のシュートがコーナーポストにはじかれるなど惜しい逸機が目立った。

 修正に向けチームは今週、主に攻撃面を再確認した。チャンスでゴール前にどう進入するかや味方のクロスに対する体の向き、オフサイドの外し方。ロドリゲス監督は「いろいろと細かい部分まで詰めた」と話す。

 チャンス自体の数も増やしたい。徳島はここまで、ボールを保持する時間は相手より長いもののシュート数では大宮や琉球を下回った。琉球戦に後半途中から出場したMF藤原=徳島県北島町出身=もシュートは0本。「ゴールに絡む部分を求められていると思うので、もっと積極的にシュートしなければ」と課題を挙げる。

 サイド攻撃が強みの東京Vだが、うまくボールを奪い返せば、そのサイドの奥が狙い所になる。攻守の素早い切り替えも攻略のポイントになるだろう。

 開幕4戦を終えて勝ち点3は、ここ10シーズンでワースト2。田向は「結果が最優先。岐阜戦のように笑顔で終われるよう、全力を尽くす」と表情を引き締める。春休みのサポーターに、もやもやを晴らす白星を届けられるか。