強盗事件のあった店を調べる捜査員=24日午後9時10分ごろ、徳島市中常三島町2

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 24日午後7時50分ごろ、徳島市中常三島町2のブティックの女性オーナーから「店員が脅されて金を盗られた」と110番があった。男が50代の女性店員に凶器のようなものを見せ、約1万円を奪って逃走した。女性にけがはなく、県警は強盗事件として男の行方を追っている。

 徳島中央署によると、ブティックは午後7時に閉店した。女性店員が出入り口の鍵を閉めて店内で片付けをしていたところ、背後から近づいてきた男に片手で口をふさがれ、「金を出せ。刺すぞ」と脅された。女性はレジまで連れて行かれ、男に促されるまま5000円札1枚と1000円札5枚ほどを手渡した。

 男はもう片方の手に、黒っぽい刃物のようなものを持っていたという。施錠していなかった勝手口から侵入したとみられる。

 男は現金を奪った後も「まだあるだろう」とさらに要求。「本当にないです」と女性が答えると、勝手口から逃走した。女性は正面から見ていないものの、水色っぽいズボンに白の靴を履き、手袋のようなものを着けていた。声の雰囲気から「中年以上だと思う」と話しているという。

 署によると、店内に侵入した男は1人だが、単独犯かグループによる犯行かは不明。逃走経路も分かっていないため、県警は「安心メール」で周辺住民に警戒を呼び掛けた。

 現場は徳島大学常三島キャンパスから北約300メートル。店舗や学生向けマンションなどが立ち並んでいる。