チーズ専門店 Cheese Klatsch

(徳島市銀座)

ショーケースには世界各国のチーズが並ぶ

世界各国の品々そろう

両国橋を南へ渡り、徳島銀座商店街へ入ってすぐの場所に、徳島では珍しいチーズの専門店がオープンした。おしゃれなたたずまいに引かれ、木製の扉を開けると、ショーケースに並んだ数々のチーズが出迎えてくれる。

一言でチーズと言っても、さまざまなタイプがある。水分が少なく重量感のあるハード、くせのないフレッシュ、表面が白く覆われた白カビ、風味が独特で濃厚な味わいの青カビ―。同店では、常時30~40種ほどを扱う。定番はもちろん、エポアスやモンドールといった耳慣れない珍しい種類も数多い。店独自の輸入・仕入れ網で実現した品ぞろえだ。

店長は、食品の輸出入業に携わる島本美知子さん。多様な種類があり、食べ方や飲み物の組み合わせなど奥が深いチーズの魅力を伝えようと、1月に店を開いた。店名の「Cheese Klatsch」は、ドイツ語でコーヒーを飲みながら語り合うことを意味する「kaffeeklatsch」に由来。「チーズを囲んで楽しいひとときを過ごしてほしい」との思いが込められている。

個包装されている商品もあるが、多くは量り売りしている。味の好みを伝えれば、店長がお薦めをアドバイス。世界三大ブルーチーズと呼ばれるゴルゴンゾーラ(100グラム税込み600円)、スチールトン(800円)、ロックフォール(1100円)をはじめ、世界各国の品々を買うことができる。

午前11時半~午後2時には、店長手作りのビーフシチューが味わえる。デミグラスソースを使わず、4時間かけて作る自慢の一皿。柔らかい牛肉とジャガイモ、ニンジン、タマネギの甘さが調和した優しい味で、ファンが多い。ご飯またはパン、サラダが付いて1100円。夜にはチーズに合うこだわりのビールやワインを用意。専用の機器でチーズを溶かして食べるスイス料理「ラクレット」など、専門店ならではのメニューを提供している。

「いつもの料理に珍しいチーズが加わるだけで、ぐっと特別な食事に変わりますよ」と島本さん。商品は、仕入れの状況に応じて入れ替わる。新しいチーズとの出合いを求め、足を運びたい。

ランチの手作りビーフシチュー。豊かな味わいで人気が高い

〈メモ〉営業時間は午前11時半~午後2時、午後5時半~11時。火曜定休。駐車場なし。問い合わせは<電088(676)3233>。

徳島新聞2017年4月5日夕刊掲載

*内容は掲載時の情報に基づいています