徳島ホタル名所ガイド 2017

夏の夜を彩るホタルが県内各地で飛び始めた。見頃は6月上旬だが、地域によっては下旬まで楽しめ、多彩なイベントも催される。主な名所を紹介する。

川田川沿いを飛び交うホタル=5月27日、吉野川市美郷(15秒間露光)


県北・県央

◆大谷川(鳴門市大麻町大谷)見頃は6月上旬。御嶽神社周辺で市指定天然記念物のゲンジボタルが舞う姿が見られる。

◆泉谷川(上板町泉谷) 6月中旬まで。技の館から東へ100メートルの場所でゲンジボタルを見ることができる。10日ごろまでの午後7時半~9時半、ボランティア4、5人を配置する。2~4日は、技の館で天体観測も行われる。泉谷協議会の吉田さん<電090(2781)1751>。

◆青井夫谷川と左右内谷川周辺(神山町神領、下分) 6月中旬まで。付近は街路灯と交通量のいずれも少なく、見やすい環境。徳島市内から県道神山鮎喰線や国道438号を経て車で約50分。町観光協会(町産業観光課内)<電088(676)1118>。

県 南

◆坂本川(勝浦町三渓) 川沿い約3キロで幻想的な乱舞を間近に見ることができる。6月上旬まで。与川内ホタル村保存会<電090(7143)1427>。

◆藤川谷川(上勝町正木) 上勝小学校近くの川沿いで飛び交い始めた。6月20日ごろまで。3日には鑑賞会があり、竹灯ろう飾りが幻想的な雰囲気を演出する。音楽演奏会や、餅つき、バーベキューもある。中津賀くるま座会議<電0885(45)0458>。

◆母川(海陽町高園) 6月下旬まで川沿いでゲンジボタルが見られる。3~10日には祭りが河川敷であり、午後8~9時半は高瀬舟を運行する(小中学生200円、大人500円)。ささ舟作り教室もある。3日は夜店が出る。町観光協会<電0884(76)3050>。

県 西

◆川田川(吉野川市美郷) 6月上旬。美郷ほたる館付近の川沿い約3・5キロでゲンジボタルが飛び交う。11日まで祭りが開かれており、毎日午後7時半から1時間、地元のボランティアが観察会を開く。期間中は阿波山川駅からほたる館まで無料シャトルバスが運行される。同館<電0883(43)2888>。

◆大久保谷川(阿波市阿波町北内谷南) 6月中旬まで。川沿いでゲンジボタルが見られる。3、4両日の夜は祭りが催され、餅投げやコンサート、農産物の販売がある。実行委<電090(2825)5049>。

◆黒川谷川(三好市山城町瀬広) 6月中旬、ほたるの里公園周辺でゲンジボタルが見られる。10日午後5時から公園で祭りを開く。市観光協会<電0883(76)0877>。

◆白川谷川(三好市山城町光兼) 6月中旬まで。旧河内小前の川岸でホタルの光跡を楽しめる。市観光協会<電0883<76>0877>。

◆増川谷川(東みよし町東山) 6月中旬にゲンジボタル、下旬にヘイケボタルが見られる。17日午後6時半から、いやしの里増川笑楽耕(しょうがっこう)で祭りが開かれ、アメゴのつかみ取りやバザーなどが楽しめる。増川笑楽耕<電0883<79>5582>。

ホタルの発生地として国の天然記念物に指定されている吉野川市美郷地区で、5月27日から恒例の「美郷ほたるまつり」(実行委主催)が開かれる。6月11日まで。

期間中は毎日午後7時半から1時間、地元のボランティアがホタルの観察会を開く。美郷ほたる館から川田川周辺の鑑賞スポットを案内し、ホタルの生態や保護活動などについて説明する。

27、28日と6月3、4、10、11日には午後4時から同6時まで、ほたる館前でダンスや獅子舞、金魚の一種のランチュウすくい、露店など多彩な催しを企画している。

ほたる館によると、今シーズンは5月上旬以降の朝夕の冷え込みなどが影響し、ホタルの発生が例年より1週間ほど遅れている。見頃は6月上旬になりそう。

観察会の参加費(入館料込み)は高校生以上300円、小中学生200円、未就学児無料。先着20人。期間中は阿波山川駅からほたる館まで無料シャトルバスが運行される。問い合わせは同館<電0883(43)2888>。