ブリュッセルのEU本部近くに開所したファーウェイの「欧州サイバーセキュリティー・センター」で、報道陣に業務内容を説明する同社関係者=5日(共同)

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会は26日、域内での第5世代(5G)移動通信システム整備を巡り、米国が安全保障上の理由から排除を求める通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)など中国企業製品の採用の是非を加盟国の判断に任せる一方、安全審査を強化し、リスク情報を全EUで共有するとの勧告を発表した。

 中国をパートナーとしつつも警戒を強める対中戦略を22日の首脳会議で決めたEUが、経済協力と監視強化のバランスを取った。トランプ米政権が反発する可能性もある。勧告に強制力はない。