暖かさに誘われ開花した桜=28日午後、徳島市大和町の徳島地方気象台

 徳島地方気象台は28日、徳島市大和町2の気象台敷地内にある標本木の桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。開花は平年並みで、昨年より5日遅い。満開は4月4日ごろの見通し。

 標本木は27日夕方から咲き始め、28日午後3時半、開花の基準となる5輪が咲いているのを気象台の職員が確認した。

 気象台によると、今冬は暖冬傾向だったが、3月に入ってから寒暖の差が小さい日が続いたため開花は早まらなかった。四国では松山市と高知市で22日、高松市で26日に開花し、徳島市は4県の県庁所在地で最も遅かった。

 徳島市の徳島中央公園ではピンクの淡い花が咲き始め、家族連れや学生らが花見を楽しんでいた。

 28日の県内は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がったものの、最高気温は各地で平年を2~5度上回った。29日も雲に覆われやすく、最高気温は平年並みの見込み。