昨年の蔦文也杯で勝利を喜三野中の選手(当時)たち=三好市の吉野川運動公園

 池田高校(徳島県)野球部で春夏3度の甲子園優勝を果たした故蔦文也元監督を顕彰する「蔦文也杯選抜野球大会」(実行委主催)は今夏から、出場する中学生チームの公募枠を設ける。これまで三好市など徳島県西部の中学校が主な対象だったものの、少子化でチーム数が減少。大会規模を維持するため、四国内から広く募る。

 大会は2008年スタート。三好市と東みよし町の全チームのほか、美馬、吉野川、阿波3市とつるぎ町、愛媛、香川、高知各県の近隣市町村から、教育委員会を通じて出場チームを決めていた。

 毎回16チームが三好市の球場で対戦してきた大会も、地元チームがスタート時の6チームから17年1チーム、18年2チームと激減している。

 さらに18年の前回大会では、県内4チームが2校以上の合同チームで出場。1年生の選手が3人のチームもあり、4月以降の新入生の入部次第で出場できない可能性がある。

 実行委は今後も16チームによるトーナメント戦を続けるため、今夏は3チーム前後を公募することにした。

 大会は8月3、4、6日の3日間開く。参加費は無料で、選手全員に故蔦元監督のサインボールを贈る。公募枠の申し込みは、4月中旬から5月中旬に受け付ける。応募が多い場合は、実行委で選考する。

 実行委の森本秀明委員長は「蔦先生の野球に対する姿勢は今も色あせない。一人でも多くの中学生に蔦先生の教えに触れてほしい」と参加を呼び掛けている。