七田所長(左)が整備した多目的施設「ファミリースペース富田」=徳島市伊月町6

 徳島市伊月町6のマンション1階に4月1日、子どもや住民が無料で利用できる多目的施設「ファミリースペース富田」がオープンする。学校帰りの児童を受け入れるほか、大人向けには健康教室を開くなどして住民の憩いの場をつくる。徳島新聞富田専売所(七田伸也所長)が整備した。

 施設は空き店舗(約70平方メートル)を改装し、多目的スペースと飲食スペース、倉庫を設けた。専売所とボランティアのスタッフ数人が運営する。初日の1日は午後2時から見学会を開く。

 子どもの受け入れは長期休暇中と土・日・祝日は休みで、8日からスタート。午後3~7時は、スタッフが子どもの宿題を見守る「しゅくだいカフェ」を開く。滞在中に学校の宿題を終わらせるとスタンプがもらえる趣向で、その数に応じてお菓子をもらったりゲームで遊んだりできる。

 七田所長によると、富田地区では近年、共働きなどで時間に余裕のない家庭が増えている。子どもが宿題などを済ませておくことで親子のだんらんの時間を増やす狙いもある。

 大人向けの各種教室は2日から開く。午前から午後2時半まで、住民を講師に招いてストレッチ体操や手芸、絵画などを指導するほか、七田所長らが新聞の活用法をレクチャーする。

 利用には事前登録が必要。運営費は専売所の収益を充てるほか、住民から寄付を受け付ける。運営ボランティアも募っている。

 七田所長は「地域が幸せにならないと、地域に密着する新聞販売店も続かない。みんなで力を合わせて課題を解決し、地域を変えたい」と話している。問い合わせは専売所<フリーダイヤル0120(44)6106>。