4人組ロックバンド、flumpool(フランプール)が11月3日、鳴門市文化会館でライブを開く。9月16日の宮城県・仙台サンプラザホールを皮切りに29都市を巡る全国ツアー「flumpool 8th tour 2017  Re:image」の一環で、徳島では5年ぶりの公演。キャンペーンのため来県した、ボーカルの山村隆太さんと、ギターの阪井一生さんに、ライブの見どころや徳島公演への意気込みを聞いた。

flumpoolの阪井さん(左)と山村さん

2008年にデビューし、来年10周年を迎えるflumpool。山村さんは「節目を迎える前の1年を、バンドとしてどう過ごすかが大事だと思っている。9年間で発表してきた幅広い曲に加え、新曲もたくさん披露したい」とツアーへの意気込みを語る。

デビュー以来、楽曲にさまざまなジャンルの要素や表現を取り入れてきた。阪井さんは「かっこつけたい時期もあったけど、いろいろなものを吸収して、本来の自分たちらしい音楽、耳に残る分かりやすいメロディーの曲に原点回帰した」と振り返る。

3月にリリースしたシングルに収録されている「ラストコール」「ナミダリセット」は、いずれも徳島市出身の作家河野裕さん原作の映画「サクラダリセット(前・後篇)」のテーマ曲。「小説や映画の台本を読み、青春群像劇のみずみずしさを曲に込めた」

「ラストコール」は、「過去があるからこそ今がある」というメッセージを、壮大な弦楽器の調べで表現。「ナミダリセット」では、生まれた時から知っている感情表現である涙を流すことの大切さを詞に込め、「未来は子どもがつくる」という思いで子どもの合唱を加えている。

徳島でのライブは、2012年以来。「5年ぶりでも待っていてくれる人がいるのがありがたい。5年分の思いを届けたい」と口をそろえる2人には、徳島には格別の思い出がある。高校時代の夏休み、大阪から東京までバイクで旅行した。帰りは東京から徳島までのフェリーに乗船。徳島から和歌山行きのフェリーに乗り継ごうとした時、手持ちのお金が足りなくて困っていたところ、居合わせた女性がお金を貸してくれて無事に大阪に戻ることができた。

2人は「徳島は、懐かしく、温かい思い出がある街。5年前に来てくれた人にも、初めてflumpoolを見る人にも楽しんでもらえるライブにしたい」と話した。

flumpool 8th tour 2017 「Re:image」

11月3日鳴門市文化会館、午後5時開演。チケットは6500円(10月7日一般発売)。問い合わせは、デューク高松〈電087(822)2520〉。