徳島県議選が29日、告示され、13選挙区の定数38に対し、47人が立候補した。過去最少だった前回(2015年)の49人を2人下回った。小松島・勝浦、吉野川、名西、那賀、海部、三好第2の6選挙区は定数通りの届け出しかなく、計11人の無投票当選が決まった。徳島、阿南など7選挙区で選挙戦が確定し、27議席を36人が争う。投開票は知事選と同じ4月7日。

 無投票で当選したのは、小松島・勝浦選挙区の長池文武、中山俊雄、岡本富治、吉野川の原井敬、樫本孝、名西の山西国朗、岩丸正史、那賀の杉本直樹、海部の重清佳之、西沢貴朗、三好第2の元木章生の各氏。

 無投票区は前回より1減で、無投票当選者は3人減った。吉野川、三好第2は3回連続、小松島・勝浦は2回連続で無投票となった。

 立候補者の内訳は、現職31人、元職1人、新人15人。政党別では自民26人、国民と公明が各2人、共産4人、無所属13人。

 女性の立候補者は7人で前回の4人を3人上回り、03年と並ぶ過去最多となった。昨年、議員選挙で候補者数を「できるだけ男女均等」にするよう政党に求める法律が施行されたが、全立候補者に占める割合は14・9%にとどまった。

 選挙戦が確定した選挙区では、徳島、鳴門、阿南、美馬、三好第1が1人オーバー。阿波、板野は2人超過した。

 人口減少問題への対応や南海トラフ巨大地震への備え、農林水産業の振興、福祉への取り組みなどを争点に論戦が繰り広げられる。

 県議会(36人、欠員3)の改選時勢力は、自民系が26人で3分の2を占め、旧民主系4人、共産3人、公明2人、無所属1人となっている。

 選挙権年齢を18歳以上に引き下げる改正公選法が施行されて以降、初めての県議選となる。前回、45・53%と過去最低だった投票率の行方も注目される。