質問 夕方になると目がチカチカ

 50代の男性会社員です。普段はめがねよりもコンタクトレンズの方が多く、勤務は朝から晩までパソコンを使う仕事です。パソコンを使用し続けているとほぼ毎日夕方になると、目が疲れてチカチカし、我慢できなくなっています。また、かすんだり、だんだんピントが合いにくくなっているように感じます。何かいい改善方法はありませんか。どんな目薬を選べばいいですか。

 答え 特効薬なく医師に相談を

 目を長時間酷使すると、目の疲れ、目が痛い、まぶたが重い、目がかすむといった目の症状と、頭痛、肩こりなど身体の症状やストレス、抑うつ状態などの精神症状が起きます。これが眼精疲労です。

 相談は眼精疲労と思います。原因が幾つか考えられます。

 50代になると、老視(老眼)により、近くに焦点を合わせにくくなります。このため、コンタクトレンズの度数の調整が重要です。一日中パソコン作業をしているなら、パソコンの距離用に調整したコンタクトレンズを勧めます。

 長時間のパソコン作業やコンタクトレンズの使用を続けると、涙の量が減ってドライアイを引き起こします。

 パソコン作業時は、じっと画面を見つめる時間が長くなるため、まばたきの回数が減って涙が目の表面から蒸発してしまいます。一方、コンタクトレンズ(特にソフトコンタクトレンズ)は涙を吸収する作用があるので、ドライアイになりやすくなるのです。

 眼精疲労の原因としてドライアイは最も重要な疾患です。悪化させないための対策は、パソコン作業中は意識的に目をパチパチさせてまばたきの回数を増やす。エアコンの風が直接目に当たらないようにする。加湿器を設置する。防腐剤の入っていない人工涙液タイプの目薬を差す|などです。

 ただし、緑内障や白内障でも眼精疲労が出ることがあり、注意が必要です。目の疲れがあれば、一度は眼科医を受診し、視力検査や眼圧検査、眼底検査、視野検査などを受けるようにしてください。

 眼精疲労に特効薬はありません。しかし、ビタミン剤の配合された目薬や内服薬が有効な場合があります。かかりつけの眼科医に相談してみてください。 

 眼精疲労の対策

 <1>パソコンの距離用に調整したメガネやコンタクトレンズを使用する

 <2>パソコンで1時間の連続作業をすると、15分くらいの休みを取る

 <3>意識的にまばたきの回数を増やす 

 <4>エアコンの風が直接目に当たらないようにする 

 <5>加湿器を設置する 

 <6>人工涙液タイプの目薬を差す 

 <7>ドライアイ治療用の目薬を差す 

 <8>ビタミン剤入りの目薬や内服薬を使用する 

 <9>目の上に蒸しタオルを乗せて休息する