全日空(ANA)の日本発の国際線で、県産食材を使った機内食=写真=が提供されている。阿南市出身で東京・銀座の日本料理店「銀座 百楽」店主の廣田福也さん(45)が監修した。アジア路線のビジネスクラスの乗客(事前予約制)が対象。5月末まで。

 上勝町の小さな葉わさび「マイクロ葉わさび」や徳島市のブランドネギ「阿波九条」をはじめ、チリメン、菜の花、春ニンジンの県産食材5点を採用。

 葉わさびを添えた造り「かつお藁焼きたたき」、牛タンに阿波九条をのせた主菜「牛タンデミグラス煮込みのふんわり玉子のせ」、ウニの下にチリメンを散らした前菜「湯葉・ウニのあんかけ」など見た目にも美しい和食に仕上げている。

 ANAは2013年に、国内の著名なシェフらによる機内食メニュー監修チーム「ザ・コノシュアーズ」を発足。廣田さんは県関係者で初めて選ばれた。

 廣田さんは「徳島には優れた食材がたくさんあるのに知られていない。機内食を通じ、県産食材の魅力を世界に発信したい」と話している。