6年生の授業として行われ、同校の教諭10人が見学した。上田コーディネーターは、夕張メロンが初競りで高値で落札された記事を用い、5W1Hを見つけさせたり、メロンがその後どうなったかを想像させたりしながら、児童の自由な発想を引き出していた。
授業後の教員研修では「記事を読み解き、自分の感想や意見を表現し合うことはアクティブラーニング(意欲的・能動的な学び)につながる」とNIEの効果を訴えた。
伊坂鈴指導教諭は「NIE活動の大切さを再認識した。朝の時間に新聞記事を読み、感想を発表する学習などに取り組みたい」と話していた。
[写真説明]児童に記事を読ませ、感想や意見を考えさせる上田コーディネーター(左奥)=阿波市の柿原小学校