辞令を受け取る井原さん(右)=海陽町役場宍喰庁舎

 阿佐東線(海陽町|高知県東洋町)を運営する阿佐海岸鉄道の参与に1日、井原豊喜さん(59)=海陽町大里=が着任した。2020年度の「デュアル・モード・ビークル(DMV)」の運行開始に向け、経営のかじ取り役を担う。この日は再募集していた運転士2人のうち1人を雇用。もう1人も15日付で採用する。

 井原さんは海陽町出身。流通大手イオングループのイオンリテールに29年間勤務し、岐阜、三重両県のショッピングセンター店長を務めた。「古里の活性化に貢献したい」と、阿佐海岸鉄道入りを希望。経営管理や財務に精通していると評価された。

 前任の専務が退職し、2月から空席だったため、井原さんは5月の取締役会と株主総会を経て、専務に昇格する見通し。

 昨年12月から再募集していた運転士2人も確保。1人はJR四国の元運転士で今月下旬から阿佐東線の列車を運転する予定。もう1人は19年度中にDMVの運転に必要な免許取得を目指す。

 町役場宍喰庁舎で着任式があり、社長の三浦茂貴町長が井原さんらに辞令を交付した。