翻訳した観光案内マップを手にボランティアガイドと談笑する市国際交流員の張さん右=美馬市脇町のうだつの町並み

 美馬市脇町のうだつの町並みを案内している「ボランティアガイド連絡会」が作った、中国語版のガイド用テキストと観光マップができた。昨年夏に作った英語版を、市の国際交流員で中国人の張曙薇さん(28)が翻訳した。

 連絡会は昨年、観光ガイドが頻繁に使う文章やフレーズを英訳したテキストを、当時の市国際交流員でオランダ人のパイク・ヴァン・ゾンさんに作ってもらった。

 近年、中国や台湾からの観光客も増えており、中国語版の必要性を感じた連絡会が張さんに依頼。張さんは約2週間で仕上げた。美馬観光ビューローなどうだつの町並みの観光施設に置いている。

 ガイド用テキストでは、うだつ、藍、鬼瓦などを説明した中国語の発音を片仮名で記し、約50の中国語の日常会話も紹介。日本人がテキストを見ながら中国人に説明できる。

 連絡会の塩田正則会長は「中国語で案内できれば観光客とコミュニケーションが図れる」と話している。

 5日に任期を終える張さんは「観光振興の一助になってほしい」と期待している。離任後は雲南省大理白族州の公務員に復職する。