樹氷が見られた高城山山頂付近=2日午前7時ごろ、那賀町沢谷(平井滋さん提供)

 4月としては強い寒気が四国の上空に流れ込んでいる影響で、2日朝の徳島県内は各地で冷え込み、那賀町沢谷の高城山(1628メートル)では季節外れの樹氷が観測された。

 樹氷を撮影した平井滋さん(70)=同町小畠、レストハウス管理人=によると、1日夜からの冷え込みを狙って午前6時に高城山登山口を出発し、午前7時ごろに山頂でブナの枝に付いた樹氷を目にした。周辺の気温は氷点下6度だった。

 平井さんは「麓で桜が咲いている時季に見られるとは思わなかった。朝日に照らされ、きらきらしてきれいだった」と話した。

 徳島地方気象台によると、四国の上空1500メートル付近には1日夜から2日朝にかけて氷点下5~6度という「この時期としては一級の寒気」(気象台)が流れ込み、2日朝の最低気温は三好市東祖谷京上で氷点下1・7度を観測するなど冷え込んだ。寒の戻りは4日前半まで続く見込み。