ミニゲームで攻守の切り替えを確認する徳島の選手=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは3日午後7時から、山口市の維新みらいふスタジアムでレノファ山口と対戦する。前節新潟戦で4試合ぶりに白星を挙げた勢いに乗り、今季アウェー初勝利を狙う。ここまで6試合でリーグ最多の14失点と守備の安定感を欠く山口をいかにサイドから崩し、攻撃の枚数を増やして得点に結び付けられるかが鍵を握る。

 9日間で3試合を戦う連戦の中、1日は体力回復を重視し、軽めのメニューをこなした。ミニゲームでは藤田らがサイドに展開し、中央の清武や河田がクロスに合わせた。

 活発な動きを見せたのが山口県下関市出身のトップ下の野村。ここ数試合はチャンスメークだけでなく、積極的にシュートを放つなど攻撃を活性化している。直近2戦のシュート数が相手を上回るなどチームの得点機も増えており、「サイドだけでなく中央からも崩す意識がチーム全体で高まってきた」と話す。

 山口は昨季22得点のFWオナイウが大分に移籍し、攻撃力にやや陰りが見える。守備ではサイドから崩された際のカバーが甘く、徳島としてはチャンスに前線に飛び込む枚数を増やし、分厚い攻めを展開したい。ただ、山口には前節琉球戦で一時勝ち越し点を挙げたMF佐々木や、スペースを突く能力の高いサイドDF前ら若手に勢いがあり注意が必要だ。

 ロドリゲス監督は「準備する時間は多くないので積み上げてきたものを出すことが重要」と持ち味を十分に生かすよう期待した。