来場者に写真について説明する隼平さん(右端)=徳島市のあわぎんホール

 小松島市出身の俳優大杉漣さん=昨年2月死去、享年(66)=の長男で写真家の隼平さん(36)=東京都=の県内初となる個展が5日、徳島市のあわぎんホールで始まり、漣さんのファンらが詰め掛けた。7日まで。

 昨年11月から1カ月間、欧州で撮影した作品など68点を、漣さんや友人が作った額縁に入れて展示。教会で祈る女性や夕暮れの浜辺など、住民の日常生活や風景を独特の感性で切り取った。

 徳島市一宮町西丁、主婦大櫛節子さん(66)は「漣さんに会えた気がして感激した。被写体の思いが感じられる写真ばかりで素晴らしい」と笑顔を見せた。

 会場では、個展に合わせて作った写真集や藍染の眼鏡ケースなどが販売され、人気を集めた。

 来場者と記念撮影したり、サインに応じたりした隼平さんは「大勢に来てもらい感謝している。それぞれの感じ方で作品を見てほしい」と話した。