中3日で臨む水戸戦を控え、軽めの調整をする選手=徳島スポーツビレッジ

 J2で9位の徳島ヴォルティスは7日午後2時から、水戸市のケーズデンキスタジアム水戸で2位の水戸ホーリーホックと対戦する。4勝3分けと負けなしの水戸はリーグ最少の2失点と堅守が持ち味。徳島はしっかりプレスをかけて高い位置でボールを奪い、ショートカウンターを仕掛けて守備網を崩したい。

 水戸は昨季10位と22チームで争うようになって以降、過去最高位をマークした。2季目の長谷部監督が掲げるアグレッシブで連動性に富むサッカーが浸透しつつあり、その一体感が堅守に結びついている。水戸から移籍してきた岸本は「全員で守る意識が強く、切り替えが速い」と説明する。

 攻略のヒントは3日の山口戦の決勝点にありそう。後半、中盤をフラットにしてサイドが分厚い陣形に変更。右サイドの高い位置でボールを奪った後、岩尾、小西とシンプルにつないで得点した。岸本は「なるべく前でボールを奪い、素早く攻め込みたい」と話す。

 また、水戸の攻撃は縦への速い仕掛けが特長。徳島のDF内田航がキーマンに挙げるMF黒川は相手ゴール前に進入するシーンが目立つ。「スルーパス一本で決定機になってしまう。常に裏を狙っているのでマークを外せない」と内田航。前線から圧力をかけ、パスの出どころもつぶしたい。

 中3日で迎える3連戦最後の試合。5日、徳島の選手は体力回復を優先し、軽めのメニューをこなした。難敵とのアウェー戦に向け、岸本は「順位を上げるためにも絶対に倒す」。チーム一丸となって3連勝を目指す。