7日午前4時ごろ、海陽町鞆浦の鞆浦漁協の駐車場で、近くの漁業山口英世さん(80)が頭から血を流して倒れているのを、通り掛かった漁業男性が見つけ、119番した。山口さんは脳挫傷と急性くも膜下血腫で意識不明の重体。牟岐署は現場の状況からひき逃げ事件の可能性も視野に調べている。

 署によると、現場から町道を挟んで約5メートル離れた漁協の作業スペース近くの段差に、山口さんの軽ライトバンが左後輪をぶつけた状態で止まっていた。山口さんが倒れていた場所のそばの地面には、人が転倒した際などにできる擦過痕があった。

 救急隊員が駆け付けた時、山口さんは意識があり、事故を起こしたという趣旨の説明をしていた。車内からは血痕が見つかっておらず、署は山口さんが車を後退中に自損事故を起こし、車を降りた後に何らかの原因で頭を強く打ったとみている。