県内各地で春のイベントがあり、親子連れらが船下りや生き物観察などを楽しんだ。

 

桜の下 船下りに歓声(勝浦)

 勝浦町や徳島、小松島両市の5保育園に通う5歳児約140人が、勝浦町生名の生名谷川沿いで開かれた「勝浦さくら祭り」を訪れ、船下りを楽しんだ=写真。

 園児は、祭りを主催する生名ロマンの会のメンバーが操る船に乗り込み、川沿いに植わった約100本の桜並木を見上げたり、水面に浮かんだ花びらを眺めたりしていた。

 勝浦こすもす保育園の天羽翔愛ちゃん(5)は「友達といっぱい桜が見られてうれしい」と話した。

 勝浦町に愛着を持ってもらおうと、生名ロマンの会が園児を招待した。

力もち 私が1番!(阿南)

 阿南市津乃峰町の津峯神社で桜まつりがあり、満開の桜の下で大きな鏡餅を持って歩く「ささげもち競争」が見物客を沸かせた=写真。

 小学生以下の子ども、男性、女性の3部門に計23人が参加し、三方に載せた鏡餅(子ども10キロ、男性50キロ、女性35キロ)を持って1周約15メートルの土俵を何周回れるかを競った。

 子どもの部は徳島市の国府小6年林晃永君(11)が15周、男性の部は香西俊幸さん(67)=美馬市脇町拝原、農業=が10周、女性の部は林亜由美さん(39)=徳島市国府町中、主婦=が30周を回ってそれぞれ優勝した。

 林君は「春休みのいい思い出になった」と話した。

見つけたよ 磯の生き物(牟岐)

 牟岐町灘の松ケ磯で「春の磯 生き物観察会」(NPO法人カイフネイチャーネットワーク主催)があり、家族連れ7人が参加した=写真。

 参加者はNPOのスタッフと磯を歩きながら、イソギンチャクやフジツボ、カメノテなどを観察した。スタッフに生き物の名前を尋ね、熱心にメモを取る子どももいた。観察後は生き物の種類などを元に水質などを評価した。

 鳴門市から家族で参加した明神小4年の益岡夏希さん(9)は「いろんな貝や魚がいて面白かった」と笑顔で話した。

「花まつり」60人楽しむ(吉野川市)

写真を拡大 祭壇に線香を供える子ども=吉野川市山川町の山瀬公民館

 吉野川市山川町の山瀬公民館で釈迦の誕生日(8日)を祝う「花まつりこども会」が開かれ、約60人が楽しんだ。

 地元の6寺院でつくる「山川町仏教団」の住職が、釈迦や花まつりについて説明。参加した子どもは祭壇に花や線香を供え、祝いの歌を合唱した。山瀬小4年丸石杏音さん(9)は「お釈迦さまのことを学べて良かった」と話した。

 伝統の仏教行事に親しんでもらおうと仏教団が開いており、54回目。