サッカーJ2・徳島ヴォルティスとホーム・鳴門ポカリスエットスタジアムの「屋台村」出店店舗、徳島新聞社がタッグを組み、選手自ら屋台グルメをプロデュースしてもらうコラボ企画の第2弾。4月14日の愛媛戦と5月5日の栃木戦ではホームイベント「ヴォルティス春のパンまつり」が同時開催されることもあり、徳島在籍5シーズン目の内田裕斗選手と、期待のルーキー鈴木徳真選手が考えたパンを使ったメニューを数量限定で販売する。

 

~内田裕斗選手編~

 内田選手のコラボメニューは「フードスタンド灯(あかり)」と協力して、古里・大阪の名物「たこやきせんべい」に、キャベツ、天かすを加えてパンで挟んだ斬新なサンドイッチ「うっちースペシャル」。

 「絶対パンじゃないとダメなんですか?」と、今回の企画を根底から揺るがす発言で始まった打ち合わせ。続けて「絶対売れるのはたこせん」と断言し、「パンを皿代わりにする」「たこせん購入者にパンをプレゼント」など、面白いアイデアを次々と披露した。

写真を拡大 「フードスタンド灯」の担当者と打ち合わせをする内田裕斗選手(奥)=徳島スポーツビレッジ

 話が脱線しそうになったところで、一度仕切り直し、パンに何かの具材をサンドするという方向に。内田選手は、徳島に入団した時に初めて食べた「阿波尾鶏」や、甘い物は苦手だがサツマイモは好きということで「なると金時」を提案。最後に「たこやき」を挟むという案も出たところで打ち合わせが終了した。

写真を拡大 試作段階の「うっちースペシャル」(手前)。

 後日、提案を受けた「灯」の担当者は、たこせんのほか、阿波尾鶏と鳴門金時を使ったサンドを試食会に用意。

写真を拡大 笑顔で試食をする内田選手(右)と突然現れた鈴木大誠選手=徳島スポーツビレッジ
 

 内田選手はなぜか鈴木大誠選手を伴って試食会場を訪れると、得意のスピードを生かしたオーバーラップさながらに、試食開始から数分で「これうまいわ、これでいきましょ!」とたこせんに決定し、「うっちースペシャル」という命名も即決。「屋台の雰囲気にぴったりで、味付けも好き」と決め手を説明した上で「追加でてんかすを入れてほしい」とこだわりものぞかせた。

 内田選手に進められて試食した大誠選手も、「これが一番ですね」と同意。2人で大量の試食品をあっという間に完食すると、さっそうと部屋から去っていった。

 

~鈴木徳真選手編~

 鈴木徳真選手は「茶茶家(チャチャハウス)」と協力し、徳島県産の米粉や和三盆で作ったチョコ味のチュロスとバニラアイスクリームを組み合わせた「とくまの青春の思い出チョコチュロサンデー」を開発した。

写真を拡大 「茶茶家」の担当者と打ち合わせをする鈴木徳真選手(右)=徳島スポーツビレッジ

 メニューのベースになったのは、打ち合わせの際に鈴木選手が青春時代の思い出として挙げた、千葉県の大型テーマパークで食べたチョコ味のチュロスのエピソード。無邪気な鈴木選手らしく「自分が食べたいものを作るのでいいんですよね?」と確認すると、自身が好きなものを次々と提案。チョコソースや「見た目がおいしそう」という理由でマカダミアナッツをトッピングに選び、甘い物好きにはたまらない逸品になりそうな予感。チュロスの形を、自身の背番号である「23」にすることを決めて打ち合わせは終了した。

写真を拡大 試作段階の「とくまの青春の思い出チョコチュロサンデー」
写真を拡大 笑顔で試食をする鈴木徳真選手(左)と突然現れた鈴木大誠選手=徳島スポーツビレッジ

 提案を受けた「茶茶家」は、鈴木選手の「夢のスイーツ」を形にして試食会でお披露目した。試作品を見た鈴木選手は「いいですね! こういうのが食べたかったんです」と食べる前からご満悦の様子で、「おいしい!」と話しながら食べ進め、そのまま商品化することを決定。「とくまの青春の思い出チョコチュロサンデー」と名付けた。

 「うっちースペシャル」「とくまの青春の思い出チョコチュロサンデー」はいずれも700円で、各試合100個の限定販売となる。