定置網から船に上げられたサクラダイ=鳴門市北灘沖

 鳴門市北灘町の沖合でサクラダイの定置網漁が本格化している。5月上旬まで。

 サクラダイはこの時季に紀伊水道から鳴門海峡を経て播磨灘に入ってくるマダイで、早い潮流にもまれて引き締まった身が特徴。地元の水産会社・山仁産業は3月中旬から漁を始めた。

 漁師は午前7時ごろ、粟田漁港から沖合約1キロの定置網に向かう。網を引き上げると桜のようなピンク色のサクラダイがはね、水しぶきを飛ばす。

 北灘漁協などによると、1日の水揚げ量は約800キロ前後。県内では1キロ当たり約2千円、関東や京阪神では約3千円で取引される。

 4月20日は、北灘町宿毛谷のJF北灘さかな市で「桜鯛祭り」が開かれ、サクラダイの即売会やマグロの解体ショーがある。