写真を拡大 容疑者が拳銃を所持していたコンビニ=徳島市応神町東貞方

 徳島市応神町のコンビニで拳銃を所持したとして、県警が銃刀法違反の疑いで無職の男性(53)=同市応神町吉成=を逮捕してから13日で2週間たつが、拳銃はまだ見つかっていない。容疑者は「拳銃を持っていたことは間違いない」と容疑を認める一方、在りかや入手経路については供述を拒んでいる。

 捜査関係者によると、県警はこれまでに容疑者の自宅や複数の関係先を家宅捜索。事件当時、コンビニで一緒にいた知人女性2人からも事情を聴いているが、発見には至っていない。

 県警は、容疑者が逮捕前、拳銃を第三者に預けたり、隠したりした可能性もあるとみて、今後、容疑者の携帯電話に残されたデータの分析を進める。

 事件は3月28日午後11時50分ごろ発生。女性2人と来店した容疑者が衣服から拳銃を取り出す様子が防犯カメラに写っていた。関係者から情報が寄せられ、県警は30日、容疑者を逮捕した。

 捜査関係者によると、容疑者は驚いたような様子で拳銃を取り出した後、下を向いて弾丸を探すようなそぶりを見せた。県警は誤って発射したとみている。