昨年5月に開かれた「マチ★アソビ」。ファンの間から今年の開催を心配する声が上がっている=徳島市の両国橋西公園

 5月4~6日に徳島市で開かれるアニメの祭典「マチ★アソビ」の開催を危ぶむ声が、インターネット上で広がっている。運営の中心的役割を担うアニメ制作会社の脱税疑惑を週刊誌がネット報道したのがきっかけで、会員制交流サイト(SNS)などに「中止するのでは」といった書き込みが相次いでいる。実行委事務局の県は「予定通り開催する」とし、公式サイトの情報を更新して沈静化を図っている。

 開催中止のうわさが流れ始めたのは3月末。マチ★アソビの総合プロデューサー、近藤光氏=徳島市出身=が社長を務める「ユーフォーテーブル」(東京)が東京国税局の捜索を受けたという週刊誌のネット報道がきっかけだった。

 SNSを中心に「今年は開催できるの?」「中止は嫌だ」などの書き込みが相次いだ。公式サイトが3月9日以降、更新されていなかったため、中止の可能性を指摘するブログやネット記事も複数見られる。県には「予定通り開くのか」との問い合わせが毎日1、2件寄せられている。

 県は、2019年度当初予算にマチ★アソビ事業費2230万円を計上し、3月13日には実行委の会合を開いて開催日程を決定。主要イベントの内容は既に決まっている。

 今月13日には公式サイトに運営ボランティアを募集する告知をした。にぎわいづくり課は「新たな催しは決まり次第、公式サイトで公表していくので心配しないでほしい」としている。

 週刊誌報道やネット上でのうわさなどについて、ユーフォーテーブルは13日、徳島新聞の取材に対し「お答えすることはない」と回答した。