15日午前10時15分ごろ、JR瀬戸大橋線を走行中の徳島・高知発岡山行き特急「うずしお6号・南風6号」(7両、乗客60人)の先頭車両床下から異音がすると運転士から通報があった。列車は点検のため岡山県内の木見|上の町間で、約1時間40分にわたって停車した。JR四国によると、体調不良を訴えた人はいない。

 JR四国と西日本が検査員を派遣して調べたところ、1両目左前側の運転席直下の台車枠と車軸箱の間に、車輪の摩耗検査で使う縦21センチ、横5・5センチ、重さ1・1キロの鉄板が残っていたことが判明。鉄板は固定されておらず、取り除いた後、安全が確認できたとして、同11時52分ごろに運転を再開した。

 JR四国によると、異音がした車両は13日の車輪の摩耗検査後、14日午後から運用されていた。今回、運転士は宇多津駅(香川県)に入る前に「チリン」という異音に気付き、同駅などで目視で確認。音の大きさで問題ないと判断したが、引き継ぎを受けたJR西日本の運転士が異音を確認したため停車させた。

 この影響で坂出・宇多津駅|児島駅間の上下線で一時、運転を見合わせ特急と快速マリンライナー計12本が運休。特急「うずしお」など下り5本、上り1本で最大1時間半遅れ、約2000人に影響が出た。