鳴門市
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子育て応援団      レインボー

鳴門市で行政と民間が連携してスタートさせた子育て支援事業「にこにこ広場」と「おめでとう赤ちゃん」。地道な活動でしっかりと地元の子育て中の親子に根付いている当事業が、今年の4月からさらに支援の輪を広げるために「出張にこにこ広場」を開始しました。その取り組みをご紹介します。

行政と民間の連係プレーで実現

平成22年、同市から委託を受けて子育て支援事業を続けているNPO法人子育て応援団レインボー。
理事長の山口壽子さんをはじめ、スタッフ全員が保育士経験のあるベテランの子育て支援員です。
このレインボーの活動は大きく分けて2つ。
キョーエイ鳴門駅前店4階で読み聞かせやふれあい遊びなどを行う「にこにこ広場」と、同市内で生まれた赤ちゃんを訪問する「おめでとう赤ちゃん」です。
そして今年の4月から新しくスタートしたのが鳴門市大麻町にある「板東南ふれあいセンター(旧川崎幼稚園)」で行われている「出張にこにこ広場」です。公園で子どもを遊ばせることが少なくなった昨今、外でのびのびと子どもを遊ばせてあげたい!西のエリアにも親子で集える場所が欲しい!という多くのお母さんからの声から実現しました。
「ここは地域の交流拠点となっている板東南ふれあいセンターもあり、センター所長の武田恭之介さんをはじめ、地域の方々の努力によって校庭や遊具の手入れも行き届いていて、出張広場に敵した場所だと思いました。現在はお年寄りがグランドゴルフや卓球を楽しんだり、さまざまな会合にも利用されていますが、今後、子どもや若いお母さんたちが利用することによって、地域の活性化につながることを願っています」と鳴門市役所健康福祉部子どもいきいき課の笠原広也さん。

安全な屋外の園庭で自由に遊ぶ

「出張にこにこ広場」が行われるのは月曜日と水曜日の午前9時半から午後2時半まで。対象年齢は生後2か月から入園前の子どもとその家族。事前予約や登録も必要なく、お弁当を持って参加することも可能です。
「ここには風、光、土がいっぱい。自然の中で子どもも、お母さんも自由な時間を過ごしてもらっています。またキョーエイ鳴門駅前店の事業とこの場所を上手に使い分けているお母さんも多いですし、そんな中で私たちは悩みや問題を抱えるお母さんを、さりげなくキャッチするように心がけています。ここに来てヒントや答えが見つかった!そんなふうに言ってもらえる場所でありたいですね」と山口理事長。
この日、1歳6か月の拓実くんと遊びに来たお母さんの市橋知美さんは「レインボーさんには生後4か月からお世話になっています。息子は泥んこ遊びや水遊びが大好きなので、ここに来るのは3回目です。今は公園で遊ばせるのが制限されるので、自然の中で無邪気に遊んでいる子どもを見ると私も楽しくなります」と言います。

その言葉通り、雨上がりのこの日は、庭で泥んこ遊びをする子、プールで水しぶきを上げる子、その傍らでリラックスしているお母さんの柔らかな表情が印象的でした。
官民の壁を乗り越えてさまざまな分野の専門家が情報を共有し、子どもたちの成長に合わせた子育て支援を継続してきた鳴門市。これからは豊かな自然と地域力を味方につけて、さらなるステップアップを目指しています。

●NPO法人子育て応援団レインボーについてのお問い合わせは
TEL.FAX 088-678-7784

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