試してみれば、なるほど。とりこになるのに、それほど暇はかからない。先行して配信された各国で爆発的な人気となっているスマートフォン向けのゲーム「ポケモンGO(ゴー)」が、日本にも上陸した

 衛星利用測位システム(GPS)の位置情報を使って街を歩き、キャラクターを捕まえる。スマホのカメラが映し出す実際の風景の中に、「ポケモン」が現れるのが魅力だ

 画面には注意書きも出てくるけれど、ゲームの性格上「歩きスマホ」をしてしまいがち。交通事故に巻き込まれたり、強盗の被害に遭ったりといったトラブルが各国で頻発している。制作段階で配慮できなかったか、とも思うのだが、博物館や戦没者の眠る国立墓地を、スマホ片手に走り回る人もいるという。原発や軍事施設、地雷原に侵入した例すらある

 日本でも、安全を懸念し、政府が注意を促している。にもかかわらず問題は起きるだろう。保護者にとって頭の痛いことに、子どもたちは夏休み中だ

 夢中になればマナーも何もありはしない人の弱さ。遊んでいるのだか、ゲームに遊ばれているのだか。後悔の経験多い記者も、その難しさを知ってはいるが、やはり「ほどほどに」と言っておかねば

 昨日、新聞放送会館周辺で捕獲4匹。恥ずかしながらここだけの話、危うく自転車にぶつかるところだった。