長崎市の稲佐悟真寺にあるオランダ人墓地で、献花する同国のヤコビ大使(右)とロシアのガルージン大使=18日午後

 長崎市の稲佐悟真寺で、江戸時代の鎖国下で貿易に関わったオランダ人らと、19世紀後半に長崎に寄港した船のロシア人乗組員らが眠る、双方の墓地の修復が終わった。両国は18日、初の合同法要を同寺で営み、参列した駐日大使が墓前に献花した。

 両国大使館などによると、隣り合う二つの墓地を隔てる塀が傾いていたことから、それぞれが費用を出して昨年10~12月に修復工事をした。

 法要に先立ち、オランダのヤコビ大使は「(両国)相互の理解と協力のための出発点だ」と語り、ロシアのガルージン大使は「(日本も含めた)3カ国の友好のシンボルとなることを確信している」と意義を訴えた。