「ミリ波レーダー」を発して胸の動きを読み取る測定機器=18日午後、北九州市

 日常生活を送り動き回っている人々にレーダーを当てるだけで心拍数と呼吸数を計測するシステムを確立したと、北九州市立大の梶原昭博教授(電子通信工学)が18日発表した。機器を装着せず、職場や家庭で複数の人を継続的に同時測定できるという。企業と共同開発を進めており、2~3年後の製品化を目指す。

 梶原教授によると、自動運転技術に用いる「ミリ波レーダー」を発して胸の動きを読み取る測定機器を、室内の壁の高い位置などに設置。心拍計を身に着けたまま普段通りの動きをする学生らを調べた。その結果、レーダーによる測定は、心拍計との誤差が1%以内だった。