ナシの授粉作業に追われる一森さん(左)ら=松茂町長岸

 徳島県内有数のナシの産地・松茂町で、ナシの白い花が満開となり、農家が授粉作業に追われている。

 同町長岸の一森美智代さん(73)の畑(80アール)では、「幸水」と「豊水」を計450本栽培。家族ら7人が、先に丸い綿が付いた棒を使って一輪ずつ丁寧に花粉を付けていた。

 5月上旬から不要な花を取り除く摘花を行い、8月上旬に実を収穫する。一森さんは「交配に適した暖かい日が続いている。良い品質のナシを作りたい」と話していた。

 JA大津松茂・松茂支所によると、町内では農家約30戸が年間950トンのナシを出荷している。