稲穂に似た竹の花=小松島市櫛渕町大谷

 小松島市櫛渕町大谷の農業喜田和彦さん(77)方の竹林で、約200本の竹が花を咲かせた。竹の開花は60~120年に1度といわれるほど珍しく、喜田さんは「生まれて初めて見たので驚いた」と話している。

 竹はイネ科の植物で花も稲穂に似ており、3センチほどの大きさで枝先に無数に付く。開花当初は葉と同じような薄緑色。咲き終えると茶色になる。今回見つかった竹の花は1月ごろに開花してから日数がたち、多くは茶色になっている。

 県立博物館の茨木靖学芸員によると、開花したのは中国原種の「ハチク」とみられる。茨木学芸員は「竹は時間を掛けて成長するので、開花を見られるのは珍しい」と話している。