皇位継承に伴い、27日から異例の10連休となる今年のゴールデンウイーク(GW)。徳島県内の自治体や事業所は市民生活への影響を最小限に抑えようと、連休中の業務態勢を見直すなどして備えている。主な対応をまとめた。

 ◆ごみ収集  

 一般家庭ごみの収集は、通常土日祝日に収集しない鳴門、阿南、石井、美波の4市町と、日曜と祝日に収集しない勝浦町が2~5日間の特別収集日を設けた。石井町環境保全課は「連休明けの大量のごみ出しと処理を緩和したい狙いもある」と説明する。

 一方、平日以外にも収集している徳島市など17市町村はほぼ従来通り。

 ごみ収集車を持たない上勝町を除くと、神山町だけは連休中に収集日がない。町によると、10日~2週間に1回収集している燃えるごみやプラスチックごみは、GWをまたいで対応する。週1回の生ごみは処理業者が休みだったため、収集を断念した。

 ◆介護 

 健祥会グループ(徳島市)は「利用者のニーズに対応するため」として、入所や通所、訪問型など約90事業所で通常通り、地区ごとに定めた曜日に運営する。緊急で入所が必要な場合は相談窓口などで対応する。

 徳島、阿波両市で14事業所を運営する白寿会グループ(徳島市)も普段から祝日に運営しており、例年のGWと同じ体制で臨む。

 県介護支援専門員(ケアマネジャー)協会の山口浩志理事長は「介護サービスを利用する高齢者や家族は、連休前に関係機関との連絡方法を確認してほしい」と話している。

 ◆金融 

 金融機関の現金自動預払機(ATM)は通常の土日祝日と同様に稼働する。

 阿波銀行はATMからの出金が多くなるとみて、例年に比べて補充用の現金を増やす。徳島銀行は4月25、26日、5月7日は窓口が混雑すると予想。利用は連休前後を避けるよう呼び掛けている。

 ◆宅配便・郵便

 ヤマト運輸と佐川急便は、従来通り土日祝日も配達する。ただ、交通事情などにより遅配が起きる可能性があるとして、早めの発送を呼び掛けている。

 日本郵便は普通郵便物の配達を27日と5月2日に実施。速達や書留、ゆうパックは毎日配達する。