無病息災などを祈願した湯立神楽=鳴門市大麻町の大麻比古神社

 鳴門市大麻町の大麻比古神社で、神前で沸かした湯を振りまいて無病息災や五穀豊穣を祈願する神事「湯立神楽」があった。

 参拝客約100人が見守る中、釜を載せたまきに禰宜が点火し、圓藤恭久宮司らが祝詞を唱えた。みこがササの葉を湯に浸して高く持ち上げ、湯を振りまいて四方を清めた。

 撮影していた一森敬司さん(59)=同市大麻町板東、公務員=は「燃え盛る火や湯しぶきは被写体として面白い。すがすがしい気持ちになった」と話した。

 湯を浴びると災厄に遭わないとされ、大麻比古神社では毎年、旧暦の3月12日に行っている。