巣でひなに餌を与える雄のトキ=23日、新潟県佐渡市(環境省提供)

 環境省は23日、新潟県佐渡市で放鳥された国の特別天然記念物トキのつがいから、今年初めてひなが生まれたと明らかにした。野生下でひなの誕生が確認されるのは2012年から8年連続。

 環境省によると、つがいは9歳雄と8歳雌で、いずれも人工的に飼育された後に放鳥されたトキ。調査員が同日午前7時半ごろ、雄が巣にいるひな1羽に餌を与えているのを見つけた。佐渡市内で巣作りが確認されているトキのつがいは他に45組いるという。

 佐渡市で野生下で生息しているトキは、推定で約340羽に上る。