【ロンドン共同】サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は24日、米国がイラン産原油の全面禁輸を発表し原油相場が上昇していることに関連し、供給不安への対応で直ちに増産に踏み切ることはないと述べた。原油は現在、十分供給されていると説明した。欧州メディアが伝えた。

 サウジなど石油輸出国機構の加盟国に増産を求めているトランプ米大統領の圧力が強まる可能性がある。

 トランプ政権は22日、イラン原油の禁輸から日本など8カ国・地域を除外した猶予措置の撤廃を決定。供給不足に陥るとの懸念から、23日のニューヨーク原油先物相場は約半年ぶりの高値をつけた。