徳島県は24日、マダニによる重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を、阿南市の70代男性が発症したと発表した。今年に入って県内で2人目。全国では7日時点で7人の患者が報告されている。

 県感染症・疾病対策室によると、男性は発熱や嘔吐などの症状があり、県内の医療機関を24日に受診。同日、医療機関から保健所に検査依頼があり、県立保健製薬環境センターが感染を確認した。感染原因は不明で、男性は入院して治療を受けている。命に別状はない。

 SFTSはウイルスを持つマダニにかまれると感染し、重症化すると死亡することもある。県内では2013年5月に初めて感染が確認されて以降、今回を含めて27人が感染。感染者のうち7人が亡くなっている。

 県は同日、危機管理連絡会議を開き、県民に草むらや山に近づく場合は長袖や長ズボンを着用することなどの感染予防策を呼び掛けることを確認した。