四国4県や四国地方整備局などでつくる吉野川水系水利用連絡協議会は25日、早明浦ダム(高知県)の貯水率低下を受け、午前9時から徳島、香川両用水への第1次取水制限を始めた。取水制限は昨年8月以来、4年連続で、4月の取水制限は1999年以来、20年ぶりとなる。4月開始は75年の早明浦ダム運用開始以来、初めて。

 早明浦ダムの25日午前0時現在の貯水率は52・5%で平年の90・1%を大きく下回っている。第1次取水制限のカット率は、徳島用水が23・8%、香川用水が20%。取水制限で徳島用水への供給量は通常の毎秒33・36トンから25・40トンに、香川用水は5・42トンから4・34トンに抑えられる。

 貯水率が30%程度になった段階で、第2次取水制限を判断する協議会を開くことにしていて、このまま雨が降らなければ、5月中旬にも第2次取水制限に移行する見込み。

 両用水の第1次取水制限を受け、国土交通省徳島河川国道事務所は渇水対策支部、農林水産省中国四国農政局は渇水対策本部を同日、設置した。