防災対策について意見を出し合う参加者=徳島大常三島キャンパス

 徳島大環境防災研究センターの教授らと市民が防災などをテーマに意見交換する「環境防災カフェ」の本年度初会合が25日夜、徳島大常三島キャンパスであり、52人が西日本豪雨を題材に減災対策を考えた。

 中野晋センター長が西日本豪雨の被害を説明。ハザードマップが整備されていない地区で浸水被害が拡大した事例や高齢者の被災が多かったことなどを課題に挙げ、参加者は10グループに分かれて対処法を話し合った。

 「ハザードマップがなくても地名を頼りに過去の災害を調べ、地域で情報共有してはどうか」「高齢者への支援はリストの作成や地区で受け持ちを決めるなどして対応したい」などの意見が出た。

 徳島市勝占町の武市義雄さん(74)は「いろんな人と防災について意見交換できて良かった」と話した。

 カフェは、教授らの研究報告などを通して防災意識の向上に役立てようと昨年度から月1回開催している。