この手のランキングでは下位の常連だから、大して気にならないよ、と思いながらも横目で順位表をのぞく。上から下へ視線を走らせると、もう少しで表からはみ出すところだった。徳島県、46位である
 
 民間シンクタンク「ブランド総合研究所」が毎年実施している全国の魅力度アンケートで今年、本県は二つ順位を下げた。消費者3万人を対象にした調査を数値化したという。下げたとはいっても、下位になると点数はさほど変わらない。せいぜい誤差の範囲内だ
 
 47都道府県中、最下位は茨城。黄門さまもがっかりである。トップは9年連続で北海道、以下京都、東京と続く。四国では高知が28位、香川33位、愛媛34位。主要な評価項目では「食品想起率」で香川が上位に食い込んだ。「讃岐うどん」というわけか
 
 分かっちゃいないね一般大衆、とうそぶいてみたくもなるが、誠に残念なことに、その一人の筆者が見ても、一覧表が示す順位にさほどの違和感はない
 
 この手のランキングに一喜一憂しても仕方がないが、目の端ぐらいではとらえておきたい。ここで暮らす私たちが、今以上にわくわくするような県になれば、おのずと順位も上がるのだろう
 
 戦後72年、営々と積み上げてきた結果が、現在の徳島である。そして、未来は私たちの手の中にある。そう考えれば責任は重大だ。